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横山大観/朝暉 10号

本作品は、「朝暉」という画題の通り、朝日が昇り始め、空が明るんできた頃の様子を、大観の世界観の中で見事に表現されています。奥の山々に深くこもる朝霧を大観の最も得意とする朦朧体で表現されています。海に浮かぶ小舟とのバランスが大自然の壮大さを感じさせます。印章から、昭和24年(大観81歳)頃の作品で、晩年の集大成ともいえる銘品です。

作品詳細

日本画・絹本・彩色・共板
画寸 41.3×51.2cm
額寸 68×77.8cm
登録番号 A 第12号
制作年 昭和24年頃