堂本印象／潮音を聴く路　6号

堂本印象（1891年 - 1975年）京都府出身
1910年、京都市立美術工芸学校卒業後西陣織の図案描きの仕事をしていたが、日本画家を志す。24年、京都市立絵画専門学校（現：京都市立芸術大学）修了。19年、帝展初出展作「深草」が入選した。帝展第3回展では「調鞠図」で特選、第6回展に出展した「華厳」は帝国美術院賞を受賞するなど第一級の日本画家として認められた。36年、京都市立絵画専門学校教授。44年、帝室技芸員。50年、日本芸術院会員。61年、文化勲章受章・文化功労者。また、私塾東丘社の主催者として、画壇の指導者としても活躍した。